研究開発
永年にわたる金属塑性加工経験によって蓄積された技術を、より高めて新しい時代のニーズに応えられるよう、お客様との共同開発や公的機関での共同研究活動などを通じ、常に新しい技術開発に挑戦しています。
そのうちの一部研究成果をご覧戴きたいと思います。
Rep.1 チタン材料の絞り加工
難加工素材の代表であるチタン合金材料及び純チタン材料の絞り加工を試作しています。
チタン合金製ラジエターフィラー絞り加工例 ・ 純チタン製センサー保護管絞り加工例
Rep.2 マイクロドローイング加工
ステンレスの深絞り加工を、アンダーミリメートル・サイズにまで精密加工し、次世代のさまざまな製品ニーズに応えられる、マイクロテクノロジーの研究を行っております。
(※写真はKAST「金型研究会」での共同研究事例の一部を提示します)
加工研究例(材質:SUS316)内径=0.30mm/先端穴径=0.05mm
Rep.3 張出し限界の改善加工
環境改善や省エネルギーのための機器には、高精度な平面を要求する製品があるため、その要素の一つであるスプリングバック量を最小限に抑える加工法の研究を行いました。 3次元板成形の高精度FEMシミュレーションにより、これらの難しい金型の調整時間を少なくする工夫の実験も行っております。
張り出し実験DATA(SUS304) スプリングバック・シミュレーション
<応用加工モデル=燃料電池 金属セパレータ>
金属セパレータ & 環境対策機器部品
1997年より、各種燃料電池用セパレータの試作・開発を行い、数多くの加工経験と実績を持っております。ご遠慮なくご相談下さい。